「ムジャヘディンの願い」
イスラム教国家のアフガニスタンのムジャヘディンの考えとしてはただ一つイスラム教国家で居続けたい。
イスラム教国家を守りたい。
なぜ共産主義国家にならないといけないんだ。と。
「戦いの末」
「共産党」+「ソ連本隊」VS「ムジャヘディン」+「パキスタン」+「米国最新鋭武器」
この戦いは1989年「共産党」+「ソ連本隊」が撤退します。
そして、この後ソ連の国土が広すぎる故に社会主義国家が失敗、経済的に崩壊し始め、アフガニスタン侵攻失敗により、軍事的にも崩壊し、ソ連そのものが崩壊し始めます。
そして、アフガニスタンからソ連が撤退し始めます。
するとアメリカも撤退し始めます。
そしたら聖戦士ムジャヘディンのイスラム教国家が出来るよね?と一件落着したと思うが、そうはいかなかった。
ここから更にムジャヘディン同士の内紛が起きてしまいます。
パキスタンの思惑もあったのではないか?と言われております。
パキスタン側はムジャヘディンだけの手柄にして欲しくなかった。
パキスタンのおかげでというのが欲しかった。
コントロールがしたかった。
なので、パキスタンはムジャヘディンをいくつかのチームに分けてパキスタン側のチームを編成し、手厚く保障するチームとそうでないチームを作り、争う火種を残した。
と言われておりますが、これは本当かどうかはわかりません。
一説では誰がムジャヘディン全体をまとめるのか?で揉めたとも言われております。
「ムジャヘディンの内紛とパキスタンの思惑」
ムジャヘディンの内紛がアフガニスタン国民をかなり疲弊させます。
イスラム教国家が作れると思っていたのにまだ内紛で争うのかと。
そこに目をつけたのがパキスタン。
パキスタンはインドと争った時に協力してもらう為、アフガニスタンをより一層パキスタン側に付けておきたい。
その為にはパキスタンがバックアップしているムジャヘディンのチームがこの内紛を収め、トップに立ってもらいたかった。
パキスタンの意志を持ったムジャヘディンの育成の為にアフガニスタンにパキスタンが学校を作ります。
イスラム教の神学校を作ります。
パキスタン政府はすごい数の神学校をあっという間に作ります。
その学校はかなり厳しい制限のあるイスラム教を教えた。
なぜか、聖戦士養成学校で本当の戦士を育成したかったから。
なので、男性しかいらないし、この学校の教えはそもそも女性に教育はいらないとされてきました。
「タリバンとアフガニスタン」④へ続く
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